甲状腺機能低下症による障害年金請求について

[記事公開日]2018/04/02

甲状腺機能低下症とは、名前の通り甲状腺機能が低下する事で体調を崩してしまう疾患です。

他の疾患との関連性が高く、先天性のもの・一過性のもの・永続性のものと種類が分かれます。

ただし、これらの甲状腺機能低下症は他の疾患と比較しても障害年金の認定が厳しく、請求を検討する場合は手順を確認していく必要があります。

 

甲状腺機能低下症について

甲状腺機能低下症は、甲状腺機能が低下してくる事で全身の代謝が低下するため、体のさまざまな機能が低下する疾患です。

精神機能が低下することによって眠気、記憶障害、抑うつ、無気力を生じます。

皮膚は乾燥し、毛が抜けたり、身体のむくみを生じます。

また声帯がむくむために声がかすれることもあります。消化管運動の低下により便秘になったり、心臓機能の低下により脈が遅くなる事もあります。

他には体重増加、寒がり、疲労感といった症状がみられます。

 

この疾患は、先天性(クレチン症と言われる)のものもあれば、一過性のもの(産後など)、身体の中の抗体が甲状腺を破壊してしまう、いわゆる『橋本病』や、バセドゥ病等の他の甲状腺疾患の治療がきっかけで発症するものもあり、その種類も多岐に渡ります。

 

 

そして、症状としての抑うつ気分・無気力な状態からうつ病を発症するケースも多くあります。

 

甲状腺機能低下症によって障害年金を請求する際の注意点

現状では、【甲状腺機能疾患】を対象として障害年金の認定を受ける事は難しいです。

 

ですので、請求を検討する場合は、甲状腺疾患、甲状腺機能低下症からうつ病になっている、またはうつ状態であるという道筋から、精神疾患の診断書を準備し、請求を進めていきます。

《うつ病や精神疾患での請求方法・手順は ⇒ こちら をご参照ください

 

※この際に、甲状腺機能低下症として治療はされていても、心療内科や精神科での治療を受けられていない方は、現在通院されている内科や神経内科、リハビリテーション科等の担当医に【精神疾患の診断書書式】に診断書を作成頂く必要があります

 

診断書作成医師に対しては、ご家族とご同居をされていたとしても単身生活を想定した場合、また食事や周囲の清潔保持、金銭管理や他社とのコミュニケーション、通院や投薬などの中で、何ができないか、何が困るか、現在の生活において家族はどういった支援をしているか、どういった失敗や困難があるのかを細かく積極的に伝え診断書に症状を正確に反映してもらうようにしましょう。

 

まとめ

甲状腺機能疾患はうつ病や精神疾患と因果関係ある疾患とされています。

ですので、基本的には初診日は例えばうつ病になってからのものではなく、甲状腺機能疾患としての初診日での年金保険料納付要件を証明する必要があります。

 

また、日常生活上でどういった困難な点があるのか、という事を証明するには病歴・就労状況等申立書を作成し、その中で、症状が発生した頃から現在までの具体的なエピソードを用いて請求をしていきます。

ただ、病歴・就労状況等申立書も、その作成に決まりごとやポイントがたくさんあります。

ご自身で請求を行い、等級が下がり少ない障害年金の年金額になってしまうのは困るという方は、ぜひともご自身で準備される前に、当オフィスにご相談ください。

 

どう申請すればいいのかわからないまま申請をしてしまい、本当はもらえるはずだった障害年金を、自身でみすみす取り逃してしまう事のないよう気をつけましょう

 

まずは無料のお問合せ・ご面談へお気軽にお問い合わせください。